ハマナスと石狩トキ鮭三昧

トキ鮭のシーズンだというので、石狩にいくことになった。
何でもおばは、毎年ハマナスを見てから初夏を迎えることにしている、というのだ。
顔に似合わず風雅なことをいうものだと感心していたら、一緒に石狩にいく羽目になった。
今日は風が強い。札幌市内でこれだけ強いんだから、浜風はハンパじゃないな、と思ったら案の定すごかった。私なんか立っていられないほどで、写真を撮るとき叔母が思わず支えにきた。それにしても、相変わらず茫漠とした風景だ。
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ハマナスは今月中旬くらいで終わるはずと、叔母はいう。何とかそれに間に合わせて見たかったのだろう。よく見かける花なのでこれまであまり気にかけたことはなかったが、こうして見るとかわいい花だ。バラの仲間なので、近づくとほのかに芳香がする。虫も香りに浸っているのかな。トゲもしっかりありまする。痛かった・・・・
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ハマヒルガオだと思うんだけれど、これもハマナスの群生に混じって咲いていた。
かわいらしいピンク色が砂色の丘陵を彩っていた。
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砂浜で健気に生きていた小さな植物。
肉厚の葉っぱで懸命に貴重な水分を保存しているのだろう。
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花見の次はやっぱりこうこなくてはならない。
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お店は、かつて番屋の一部として使われていた建物を利用して、昔懐かしい家のたたずまいを随所に残している。ノスタルジーあふれる空間だ。
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すんばらしいシャケの魚拓。・・・絵、かな?
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ノスタルジーにたっぷりと浸かった後はやっぱりこうこなくっちゃ。
まずは先付け、時鮭の寒塩引き(中央左)、時鮭の飯寿司(下)、時鮭の切り込み(中央右の小鉢)。切り込みと言えばニシンが相場だけれど、鮭の切り込みは初体験。イクラをちょこっとまぶして、親子切り込みときたもんだ。これはおいしかった。石狩は鮭の飯寿司のおいしいのがあったのだけど、作っていたおばあさんが他界されたのか、具合が悪くなったのか、最後に食べたのは10年以上も前だ。以来おいしい鮭飯鮨には出会っていないが、これは久々の極旨の逸品。今時期飯鮨が食べられるのも幸福なことだ。上の小鉢に入った茶色っぽいのはめふんのたぐいと思われる。嫌いなのでこれは食べなかった。酒飲み垂涎の肴らしいが、嫌いなものは嫌いだ。
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今度は時鮭のルイベ。んーっ、これは絶品だ。お口の中で凍りがゆっくりと溶け、
鮭の身のほのかな甘さと汐の風味がいっぱいに広がる。
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ルイベをゆっくり味わうまもなく、焼き鮭が出てきた。
これはいい部分だ。頭部の近くの、ふっくらと盛り上がった切り身。ほど良い焼き加減。
食べているうちに、早くもお腹がいっぱいになってきた。
メーンの石狩鍋はこれからだっていうのに。
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そして石狩鍋。おなかがいっぱいなので、もうどうでも良くなってくる。
それはまぁ贅沢というものだけど。
ところでこの鍋、豆腐とネギしか見あたりまへんな。
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石狩川の河口付近。このあたりになると、川というより海だなぁ。
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帰りの道すがら、ハマナスの白バージョンを見つけた。
ハマナスをこんなにじっくりと観察したのは今日が初めてだ。
いろんなものを、きっとなにげに見落としてきているんだろうなぁ。
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by peteandfluffy | 2005-07-04 19:21 | 旅/国内  

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