エンドウマメ2

不意を突かれた驚きに軽い拒絶反応が加わって、
すっかりしどろもどろになってしまった。
何も悪いことをしているわけでもないのに、
どうしてこういう時ってあわてふためいて、
意味のないことを口走ったりするのだろう。
しかも、一度脱線すると元に戻るのに時間がかかる。
叔母も動揺していたようだ。目がまんまるになっていた。

『あらまぁ、起きてたの!』
『うん、今日はゴミの日だから。月曜は早く回収にくるから逃すとうんだらかんだら』
『あのね、いいさきいかが手に入ったから、あなた、これ、好きでしょう?それでね、この時間だし、起こしたらかわいそうだと思ってそっと郵便受けに入れておこうと思ったんだけど、なかなか入って行かなくて』
『はあ、いつもありがとうございます』
叔母はときどき、頂き物のおすそわけなんかを袋に入れて、
玄関の取っ手にぶら下げておいてくれる。
遠くから見るとかなりま抜けな光景だ。

『それにしてもお花、きれいねーこれなあに?テッセン? これは? あら、これは?』
雑談の相手をしていると、突然斬り込んできた。
『ねぇ、ところであなた、朝ご飯食べた?』
よおし!!
『いえ、まだですが』
『これから一緒にどう?私もまだなのよ』
(続く)
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by peteandfluffy | 2005-08-09 14:05 | 雑記  

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