三度びっくり女性強盗

映画を見終わってお腹がすいて、
またまたラーメンなど食べようと湯を沸かしていると、
ピンポンが鳴った。
誰だろう??

ドアを開けると、背広姿の若い男性が二人立っていた。
『こんばんは。突然夜分失礼します。わたくしたち、こういう者なんですが』
と言って、ぱっと見せられたものは警察バッジだった。
びっくらこいただよ(0◇0;)



                                                                                                                             
『じつは今日の午後2時頃、この近くで強盗がありまして』
『ぶえっ』
びっくらこいただよ(0◇0;) これが2回目。

『三十代〜四十代くらいの、こういう人物なんですが』
胸ポケットから四つ折りにした紙を取り出し、
それをかさこそと広げた。
手描きの似顔絵だった。
ううむ。
肩にかかるくらいに伸ばした髪。顔はおっとりした優しげな感じで、
どこにでもいそうなタイプ。
とても強盗をしそうな感じではない。
まぁ、今はそういう人だからと安心はできないのだけれど。

『こちらの方向に走って逃げた、ということで、
今この辺りを一軒一軒お伺いしているところなんです』
『あらまあ、それはなんと、ご苦労様です』
『今日、その時間帯に、こんな人物が走り去るのを見かけませんでしたか?
この年代の女性が走っているというのは珍しいので、偶然窓から見かけたなど、
お心当たりはないかと...』
な、なんと、女性なのか!!
びっくらこいただよ(0◇0;) そしてトドメの3回目だ。

残念ながら、その時間に窓から外を見た記憶がないし、
その人物を見かけた心当たりもない。

その旨告げると、
何か思い当たることがあったらいつでも警察署に電話して下さい、
あ、戸締まり、しっかりお願いします、と言って、去っていった。

クリスマスを前にしたこの日に、強盗をしなくてはならない
どんな事情があったというのだろうか。

パチンコで借金を重ねて身をもち崩した?(我ながら貧困な発想 ~~;)
強盗は悪いことだけれど、どんな思いでこの冬空の下を走って逃げたのか、
そんなことを思うと不憫にも思った。
いや、もちろん捕まってくれなくてはならないのだけれど。
そして、いずれ捕まるだろうし。
その人にとって、今年は生涯忘れられないクリスマスになるのだろうな。
幸せなクリスマスを迎える人たちの一方で、
隠れ逃げ回り、ひと目を避けびくびくして過ごすか、留置所かのクリスマス。
神様はどうしてこうも、人に差をつけたがるのかなぁ。
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by peteandfluffy | 2005-12-22 20:44 | 雑記  

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