コーヒーミルの悲劇 - エピローグ

プロローグの直後にエピローグとは、いい加減にもほどがあるのではないか、というご意見もありましょうが、強引に結末へもって行かせていただきます。

お気に入りのクラシカルなコーヒーミル、
しばらく眺めたりあちこち触ってみるなどして観賞していました。
使わないでこのまま大事に飾っておきたい -
それほど気に入っていたのです。

滞在中、コーヒー豆は買った店のその場で挽いていたのですが、あるとき、Wincoでコーヒー豆を買っていざ挽こうとしたら先客がいて、ちょっと待たなければならない状況になりました。
「あっ。うちにはコーヒーミルがあるじゃないか。そうだそうだ、あのミルで挽こう!!」

c0016987_20341898.jpgついに初めて豆を挽く日がやってきました。
うきうき上機嫌で上のガラスポット部分にざざざと豆を流し込みます。
これまたクラシカルなスイッチをぽちっと押し下げます。
ウィンウィン
ウィンウィンウィンウィン........
けたたましい音をたてながらミルが回転し、中央の排出口から、好みの具合に挽かれた豆が出てきます。挽きたてのコーヒー豆の、何とも言えず香ばしい香りが辺りに漂い始めました。



                                                                                       ミルのウィンウィン音はだんだん激しさを増し、
挽かれた豆が排出口から噴き出し始めました。
c0016987_2047031.gif

「ま、まさか、そんな......」

慌ててスイッチを切りましたが、
小さな粒となったコーヒー豆は既にあたり一面に飛び散り、
キッチンは瞬く間にコーヒー粉まみれになりました。

「やり方が間違ってるのかな?」と思い、
懲りずにこれを3回やりました。
ますます粉まみれになったキッチン。
ひとことも喋らず掃除を済ませ、
かろうじて残った粉で落としたコーヒーの味はまた格別でした。

その後メーカーに問い合わせたところ、このモデルは既に販売中止になっているということで、新しいモデルと無料で交換してくれることになりました。けれども同じ赤い色はなく濃いブルー系の色、ということでした。この赤い色が気に入って買ったのに残念です。

アメリカではときどきこんな類のことが起こります。こちらの手落ちでない限り、絶対黙っていてはなりません。すぐクレーム報告します。相手もまたクレームへの対応を心得ているようです。疲れる国だな、と思います。でも、そんなところもまたアメリカらしいかな、とも思います。

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by peteandfluffy | 2007-01-11 20:55 | アメリカ  

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